家族の水虫対策に!バスマットの除菌・殺菌に効果的な3つの方法を解説します

去年の冬に水虫を発症しました。なんとなく傷んで二枚爪になりやすくなっているなあと思っていたら、みるみるうちに変色して最終的にはボロッと剥がれてしまう緊急事態。

慌てて皮膚科に駆け込んだところ、水虫の原因菌である「白癬(はくせん)菌」がいるとの診断を受けました。水虫はおじさんがかかる病気だと思っていたら大間違いで、実は誰にとっても身近な皮膚疾患なのです。

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そもそもどうして水虫になってしまったかを振り返ってみると、寮生活で他人とお風呂場を共用していたことが大きいと自分では思っています。白癬菌は接触感染しやすい性質があるためスリッパや床などあらゆるところから移ってしまいますが、湿気っぽい浴室には特に注意が必要です。

この記事では水虫対策に効果的なバスマットの殺菌方法を3つ紹介します。特にリスクが高い家庭内での感染予防に役立ててくださいね。

水虫の原因菌に感染しやすいシチュエーション

水虫の原因である白癬菌をもらってしまう場面は意外と多く存在します。

座敷の飲食店

水虫を患っている人の足に生息する菌は、普段履いている靴はもちろん靴下にも付着しています。靴下に菌が付いていた場合、足が直接触れる内側だけでなく外側にも漏れ出てしまうそうです(1)。

会社の飲み会などで座敷のお店を利用する機会もあると思いますが、特にストッキングや薄手の靴下を履いている女性は要注意。

一般的に靴下の生地が薄いほど菌の透過率が上がると言われていて、ナイロン製のストッキングには菌の付着を防ぐ効果はほとんど無いことも明らかになっています。

病院などのスリッパ

病院や公民館など、不特定多数の人が使うスリッパを履く場面でも水虫が移る可能性があります。最近では使用済みスリッパ殺菌消毒する医療機関も増えていますが、誰が使ったか分からない内履きを置いている施設もまだまだ多いです。

白癬菌は角層に侵入することで水虫を発症するので、外でスリッパを履くことがあればその日のうちにしっかり洗うようにしましょう。

家庭内の床

飲食店や病院などでの一時的な滞在でさえ移ってしまうのに、裸足で歩き回る家の中となれば当然ながら感染リスクは高まります。特に家族間ではスリッパやタオル、サンダルなど気軽に共有するものが多く、知らないうちに菌の交換をしてしまっているかもしれません。

家の中での感染が考えられる場所は台所や畳、こたつなどと多様ですが、特に注意が必要なのはバスマットです。乾燥した場所では死滅しやすい白癬菌ですが、湿ったバスマットでは半年以上にわたって生息し続ける可能性もあることが明らかになっています。

水虫予防に効果的なバスマットの除菌方法

1度かかってしまうと厄介な水虫。私自身も塗り薬治療のおかげで見た目は元どおりになりましたが、潜在している菌を除去すために1年経った今でも皮膚科で薬をもらっています。

洗濯で菌の残存率は0%に

辛抱強く治さなければいけない水虫ですが、原因となる白癬菌は意外にも除菌しやすいそうです。

水虫にかかっている人が使ったマットをそのまま放置すると平均して65%以上の菌が残ってしまいますが、洗濯によってなんと0%まで減らすことができると言われています(2)。

特に家族内に水虫患者がいる場合は、足拭き用のマットを2〜3枚用意しローテーションにしたり使い分けたりすると感染予防になりますね。

アイロンでも菌は激減

洗濯には及びませんが、アイロンで熱を加えることも効果的。アイロンがけ後は白癬菌の残存率を3.7%まで減少させられるそうです。

ちなみにタオルで拭くだけだと大部分の菌を取り除けるとはいえ、2割ほどは残ってしまいます。少し手間はかかりますが、アイロンがけはお風呂マットの乾燥時間短縮にもなっておすすめです。

市販の除菌スプレーにも効果あり

お風呂に入る度に洗濯やアイロンがけはしてられない…という人には市販の除菌スプレーを使うといいかもしれません。吹きかけるだけで簡単なのに、菌の除去率はアイロンがけとほとんど同じです。

ただし、湿ったバスマットにさらに水分を与えることになるので濡れたまま放置するのは厳禁。

しっかり乾燥させることも重要

白癬菌は乾燥に弱く、しっかり乾燥すれば1ヶ月ほどで自然消滅すると言われています。使い終わったマットは湿度が高い洗面所ではなく、その都度風通しのいい場所に干して除菌効果を高めましょう。

まとめ

自分は清潔にしているから大丈夫と思っていても、日常のさまざまな場面に水虫の危険は潜んでいます。まずは家の中から除菌・殺菌して感染予防を心がけることが大切です。

効果的なバスマットの水虫対策3選
  • 洗濯の除菌率は100%
  • アイロンがけでも原因菌が激減
  • お手軽な殺菌スプレーも効果あり

参考リンク

1. 石島早苗・比留間政太郎ほか(2017)「足白癬患者の履物に付着した白癬菌の調査」Medical mycology research,8(1)

2. 谷口裕子・渡邊京子ほか(2000)「 足白癬患者からバスマットに散布された皮膚糸状菌の除菌方法の検討」『日本皮膚科学会雑誌』110(8)

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