通勤・通学でリュックを使っている人も多いのではないでしょうか?私も仕事で毎日のようにパソコンを持ち歩くので、リュックを愛用しています。
リュックは重いものも比較的簡単に運べたり、両手の自由があったりと使い勝手がいいところが魅力的。一方でハンドバッグなどと比べると身体との密着度が高く、私のような汗っかきにとっては注意が必要なアイテムでもあります。
この記事ではリュックの汗・におい対策について紹介します。ちょっとの手間で実践できるケア方法も挙げてみたので、ぜひチェックしてみてください。
リュックが臭くなる原因
学生時代から長いリュック生活を送ってきましたが、私が経験した嫌なにおいの原因は大きく2つ考えられます。
密着部分に汗が蓄積
最初に触れたようにリュックは肩やわき、背中にぴったりと密着するつくりになっているのが特徴です。風通しが悪く汗を蒸発させにくいため、汗はリュックの生地に吸収・蓄積されていきます。
一般的に汗そのものに含まれる成分は99%が水分であるため、汗をかいただけで臭くなることはありません。
しかし、時間が経つにつれて皮膚の常在菌が背中やわきから分泌された皮脂や角層、たんぱく質などを分解することで、不快なにおいが発生してしまいます。使用頻度が高いリュックにも知らぬ間に汗や雑菌が蓄積されているかもしれません。
食べ物・飲み物による汚れ
もう1つの原因は、こぼれた食べ物や飲み物が染みついてしまうことです。容量が大きなリュックには荷物を詰め込んでしまいがち。
私も高校時代に何度も失敗しましたが、封が開いたスナック菓子や紙パックの飲み物を入れてうっかりこぼしてしまう、なんてことは結構起こります。
食べ物・飲み物自体のにおいはもちろん、ひどいときには長期間の放置による腐敗臭がしてしまうことも。
リュックの汗・におい対策
職場や学校へ持っていくのにとっても便利なリュックですが、使い方によっては汗の跡がくっきり出てしまったり、においが染みついて取れなくなったりする場合があります。
実際にリュックを使うときに私が意識していること、使い終わった後のお手入れ方法をそれぞれまとめてみました。
背負い方を変えてみる
リュックを背負ったときの汗は私にとって小学生のときからの悩みのタネ。特に自分で使うバッグを選べない中学校まではいかに汗を目立たなくするかを常に気にしていました。
どうにか汗を隠すために編み出したのが、肩紐の間に指を入れて密着する部分を減らす方法。肩や背中の上部〜真ん中にかけてリュックとの間に空間をつくるのがポイントです。
社会人になった今はあまりに暑そうな日や移動が多い日はリュックの使用を避けるようにコントロールできますが、たまに中学時代に身に付けた背負い方をこっそり実践しています。
タオルを挟む
リュックを背負うときの汗じみ予防としてもう1つ実践していたのが、下着の下にタオルを仕込んでおくこと。タオルがぐんぐん汗を吸ってくれるので服にしみる量が減って、リュックへの汗移りも軽減できますよ。
服に響いてしまうときは、代わりに厚手のTシャツなどでも代用可能です。
消臭スプレーをかける
定期的に洗った方がいいバッグ類ですが、忙しくて洗うタイミングを逃してしまっている人もいるかもしれません。
毎日できる対策としては消臭スプレーがお手軽です。リュック全体に吹きかけたあとは、とにかくしっかり乾燥させるのが肝心。ここで乾かすのを適当にしてしまうと、残った水分のせいでかえって菌が繁殖してしまう可能性があります。
逆さまにした状態で肩紐部分をハンガーや物干しにかけておくと、中までしっかり除湿できますよ。
漂白剤で漬け置き
私がしぶとい汚れを落としたいときに絶大な信頼を寄せているのがワイドハイターです。
参考 ワイドハイター花王株式会社酸素漂白剤とぬるま湯を溶かした洗浄液(ワイドハイターの場合、洗剤10ml:湯1L)に約30分浸け置きしておくだけ。脱臭効果だけでなく、汚れが落ちてワントーン明るくなるのも嬉しいところです。
まとめ
個人的にも楽で便利なリュックは好きですが、他のバッグに比べて汗・においトラブルが起きやすいのも事実。日々の対策を実践して、ストレスフリーなリュック生活を送りましょう。
- 背負い方を工夫してみる
- タオルを挟む
- 消臭スプレー&しっかり乾燥
- 酸素系漂白剤で漬け置きする
コメントを残す