臭いおならや腹痛はなぜ起きる?女性のガス溜まりの原因を解説します

中学時代から、すぐガスが溜まってしまうのに悩んできました。緊張によるストレスに弱く、授業や会議などのシーンとした場面が続くとお腹はパンッパンに。

授業中に少し体勢を変えようとして爆音のおならを放ってしまい、顔から火が出るほど恥ずかしい思いをしたこともあります。

体質だから仕方がないと考えていましたが、20代になっていろいろな情報に触れているうちに改善の余地があることが分かってきました。

この記事では女性を悩ませるガス溜まりの原因を解説します。もし思い当たることがあれば、日々の生活を見直して健康的なお腹を手に入れましょう。

原因①:ガスを体内に増やしている

ガス溜まりが発症する一因は体内に蓄積された空気です。食事に関係するさまざまな要因がガスを増やしかねません。

早食い・食べすぎによって溜まる窒素ガス

お腹の中に溜まった空気の半分は、食事のときに飲み込んだ窒素ガスだと言われています。飲食時に一緒に空気が腸内に溜めこまれ、膨張感を与えているのです。

特に早食いの人は大量の空気を取り込みやすいので要注意。よく噛むことを心がけましょう。

食べすぎも腸内で異常発酵を引き起こし、ガス溜まりの原因になることがあります。腹八分目を意識して、消化に支障のない適切な量を摂取するのが大切です。

腸内での悪玉菌増加

食事で体外から取り入れる空気だけでなく、私たちの体の中でもガスは生成されています。主に関係するのは腸のはたらきです。

腸には数千もの腸内細菌が存在し、善玉菌、悪玉菌、2つの菌の中間的な菌に分類されます。正常な腸には中間の菌と善玉菌が多く存在し、免疫を高めたり腸の運動を促したりする役割を担っています。

一方、悪玉菌が増えて善玉菌の数を上回ってしまうと腸内のバランスが崩れ、ガスが溜まりやすくなることに。

動物性タンパク質や食物繊維に注意

腸内の悪玉菌を増やす一因は日々の食事です。特に注意すべきなのは、肉や乳製品などの動物性タンパク質に代表される高タンパク・高脂質な食材。

意外かもしれませんが、便秘に効くイメージがある食物繊維も摂取しすぎると悪玉菌のエサになってガス溜まりを引き起こしてしまいます。ヘルシーだからと野菜だけ食べるのは厳禁です。

原因②:ガスを上手く排出できていない

日常生活を送っていれば少なからず体内にガスが発生していることになります。ガスが溜まりやすい人は腸の「蠕動(ぜんどう)運動」が十分でない可能性が高いです。

MEMO
「蠕動(ぜんどう)」とは、消化管において起こる内容物の輸送運動のこと。食道から直腸まで、すべての消化管で観察される(1)。

生理前のむくみによる腸活動の乱れ

女性の場合、腸の活動に関係しているのがホルモンバランスです。

特に生理前はPMS(月経前症候群)の一環で身体が水分を溜めこみやすくなり、むくみが腸の動きを妨げてしまいます。

デスクワークによる腸の圧迫

デスクワークなどや長距離の移動で同じ姿勢のまま長時間座っていると、腸が圧迫されてしまいます。

圧迫された腸は正常な動きが鈍り、ガスを溜め込みやすい状態に。

運動不足による筋力低下

蠕動運動が活発かどうかは腹筋の有無にも関係しているそう。

消化管には「平滑筋(へいかつきん)」という筋肉が存在し、蠕動運動によってガスや便を押し出しています。男性に比べて女性は体脂肪が多く筋肉が付きにくいため、腸の動きが衰えやすいのです。

ガスが溜まるとどうなる?

ただでさえ辛いガス溜まりですが、長く続くと他の症状を誘発するリスクも考えられます。

便秘と併発しやすい

私自身「お腹が張って苦しいな」と感じるときは、たいてい便秘が続いています。トイレに長時間こもってみるも、空気で栓をされているような感覚があるだけで自力ではどうにもできません。

腸の蠕動活動が十分でないと、ガスの排出だけでなく排泄にも影響があるのは想像できますね。

消化器系の病気の可能性も

お腹が張る感覚は、十二指腸潰瘍や胃腸炎など他の消化器系の病気でもみられる症状です。膨張感が長く続いたり下腹部に痛みがあったりする場合は、早めに病院を受診することをおすすめします。

まとめ

パンパンに膨れるガス溜まりの原因は、食事によって身体の内外から蓄積される空気と、腸の中身を排出する蠕動運動の衰えにあることが分かりました。

健康的な食生活と適度な運動がお腹の張りを解消するポイントです。

ガス溜まりの原因&リスク
  • 早食い・食べすぎは体内に窒素ガスを取り込みやすい。
  • 高タンパク・高脂質の食事はガスを増やす。食物繊維も摂りすぎ注意。
  • 生理前はむくみにより腸の活動が弱くなる。
  • 長時間のデスクワークは腸を圧迫する。
  • 運動不足は腸の蠕動活動を妨げる。

参考リンク

1. 小腸・大腸の逆蠕動例

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