恋人や気になる人とのデート。においが強いものを食べて、口のにおいが気になったことはありませんか?せっかくの雰囲気を台無しにしないためにも、口臭を感じやすい食べ物を把握しておきましょう。
この記事では外食で気をつけたいにおいが強い食材5つを紹介します。
食事は口臭の原因の1つ
生理的口臭
私たちが感じる口臭は大きく「生理的口臭」「病的口臭」の2つに分類されます。
特に生理的口臭は健康な人を含め、人間の新陳代謝の一環として誰にでも起こりうるもの。生理的口臭が強く感じられる主なタイミングとしては、寝起きや緊張したとき、空腹のときなどが挙げられます。
飲食も口のにおいに影響
日々の食事も生理的口臭に関係しています。体内で分解されて血液中に取り込まれた食べ物は、肺でガス交換が行われるときに臭気となって放出されます。
時間とともに薄れていくとはいえ、特ににおいの強い食材は翌日まで残ってしまうことも…デート中に口臭に気をとられたくなければ、避けておくのが無難です。
口がにおいやすくなる食べ物・飲み物
ニンニク(ネギ類)
においが強い食べ物の代表格がニンニク。精進料理では同じくネギ属に分類されるニラやネギなどと合わせて「五葷(ごくん)」と呼ばれています。
ニンニクには「アリシン」という化合物が含まれていて、切ったり炒めたりする際に組織が破壊されると強いにおいを発するようになります。組織が壊される度合いに応じてにおいも強まるので、みじん切りのニンニクには特に注意が必要です。
納豆
健康食品として知られる納豆ですが、そのにおいは強烈。特に人が食べている納豆は臭く感じますよね。
納豆の悪臭を引き起こす成分の1つである「イソ吉草酸(きっそうさん)」は、なんと汗や足の裏のにおいの原因物質としても知られています(1)。納豆好きとしては複雑な気持ちです。
肉、乳製品(動物性たんぱく質)
肉や乳製品など、動物性たんぱく質が豊富な食材も口臭を強めます。
汚い話ですが、肉を食べたあとのゲップやおならって強烈なにおいがしますよね。たんぱく質の摂取によって口臭・体臭が強くなるのには腸内環境が関係しています。
たんぱく質や脂質が多い食材を食べすぎると、腸内最菌の1種である悪玉菌が善玉菌の数を上回ります(2)。腸内のバランスが崩れたことで溜まったガスが体内を循環し、口臭や体臭として排出されてしまうのです。
アルコール
お酒も口臭の原因になるものの1つ。特に清酒(日本酒の1種)を飲むと焼酎をはじめとする蒸留酒と比べ、においの原因物質が増加しやすいことが明らかになっています(3)。
大きな差ではありませんが、気になる人は焼酎やウイスキーを頼むのがいいかもしれません。
また、アルコールを摂取したあとの口内は急激に乾燥します。唾液の分泌量が減ると、口臭が悪化してしまうので要注意です。
コンビニで買える口臭対策しよう
外食だと完全に材料を把握することはできないので、予期せぬタイミングで口臭を強める食べ物が出てくるかもしれません。
最近ではコンビニでも口臭に効果的な食べ物・飲み物を手に入れやすいので、止むを得ず食べてしまったときにぜひ活用してみてください。

まとめ
意外なところにも口臭のリスクが潜んでいます。においが強いガッツリ系の食べ物は美味しいですが、ここぞというデートでは上手くかわせると余計な心労がかかりません。
- ニンニク、ニラなどのネギ属
- 納豆
- 肉や乳製品などの動物性たんぱく質
- アルコール
[…] 当日はネギ類や納豆などにおいが残りやすい食べ物を避けるのは当然ですが、面接直前にできるガムや飴を口に含むことも口臭対策になります。 […]
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