春・夏のにおい対策に:制汗剤によく使われている成分と効果をまとめました

朝晩はまだまだ冷えますが、少しずつ春らしい陽気になってきました。私もつい先日友人たちとピクニックランチをしましたが、直射日光が当たるとポカポカしてじっとり汗ばんでしまうほど。

冬の間は簡単に済ませていた汗対策にも本腰を入れないといけない!とハッとしました。汗っかきの私は数種類の制汗剤を常備しているのですが、パッケージや口コミの印象で選んでしまうことがほとんどです。

せっかくなら自分の悩みを解消してくれる商品を選びたいと思い立ち、この記事ではよく見かける制汗剤の成分と効果を調べてみました。これからの季節に活躍する制汗剤選びに役立ててくださいね。

制汗剤によく使われる成分と効果

ドラッグストアなどに売られている制汗剤を眺めていると、「さらさらパウダー配合」「清涼感」などのキャッチコピーをよく目にすると思います。

私自身もなんとなく効きそうだなと手に取ってしまいますが、実際にはどんな成分が入っているのか知っていますか?

ACH(塩化アルミニウム水和物)

皮膚への刺激も少なく発汗抑制効果も検証されていることから、国内外を問わず多くの制汗製品に含まれているのがACHです。ACHを塗った皮膚から汗が出るとその水分を吸収してジェル状の物質に変化し、毛穴や汗腺を塞ぐそう(1)。

制汗剤に含まれる成分の安全性については議論されることがありますが、塩化アルミニウムが作用するのは基本的に肌の表面だけで身体への悪影響は無いことが明らかになっています。詳細はまた別の記事で。

メントール

制汗剤だけでなくガムなどの食品にも使われているメントールは、肌に触れると清涼感を引き起こす効果があります。温度を感知する「TRPM8」という受容体が錯覚することで、冷たいと感じるそう。

エタノールに代表されるアルコール分と併用され、気化熱によってさらに体感温度を下げることができます。

BGA(β-グリチルレチン酸)

海外で売られているグミなどのお菓子の味の1つに「リコリス(天草)」があります。独特な甘みがあって個人的にはかなり苦手なのですが、リコリスに含まれるBGAという成分は高い殺菌作用をもつことが明らかになっています。

日本では大定番の「8×4」にも配合されている成分です。

ミョウバン(硫酸カリウムアルミニウム)

個人的にも愛用している「デオナチュレ」シリーズにの主成分でもあるのがミョウバンです。汗腺の1つであるアポクリン腺から出る汗に含まれるタンパク質と結合することで、収れん作用が期待できます。

収斂作用(しゅうれんさよう)とは、タンパク質を変性させることにより組織や血管を縮める作用である。(…)肌の引きしめや制汗効果を期待して化粧品にも配合される。

WIkipedia-「収れん作用」より引用

毛穴を引き締めることで、汗をかくのを抑制してくれると仕組み。市販の焼ミョウバンを使えば、自家製のミョウバン水で汗を予防することも可能です。

成分と合わせて制汗剤のタイプも選んでみよう

制汗剤によく使われている成分をみてきましたが、制汗剤といってもその種類はさまざま。自分がどういうシチュエーションで汗を抑えたいのかを考えてみましょう。

汗っかきは塗るタイプを使うべし:制汗剤の種類別に効果を比較しました【わき汗】

効果を持続させるならクリーム

耐水性に優れ、1度塗布したあとの効果が持続すると言われているのがクリームタイプの制汗剤です。

細かい部分にもピンポイントで使えるので、私もわきはもちろん、足の指の間や耳の後ろなど気になる部分だけにちょこちょこ塗っています。

お直しにも便利なスティック

クリームタイプと同じく効果が長持ちすると言われているのがスティックタイプの制汗剤です。コンパクトでポーチに入れやすいのも嬉しいところ。

個人的には出勤後やお昼休憩後のトイレで塗り直したいとき、音を気にせずに重ねられるので重宝しています。

清涼感が欲しいならスプレー

制汗剤と言えばスプレーを連想する人も多いのではないでしょうか。私もかれこれ中学生の頃からお世話になっていて、もはや生活の一部になっています。

クリームやスティックとは違い、スーッとする清涼感があるのがスプレーの特徴。朝出かける前や運動後を中心に使うようにしています。

家でくつろぐときはパウダー

パフではたくパウダータイプの制汗剤も。さらさらとした付け心地が気持ちいいのですが、私のように大量の汗をかく人が使うとドロドロと白残りしてしまう恐れがあります。

家でゆっくりしていてベタつきが気になるときに使うと、最高にリラックスできるのでおすすめです。

まとめ

普段何気なく手に取っている制汗剤には、意外と知らない成分が多く含まれています。自分が欲しい効果に合わせて制汗剤を選べれば、これからの暑い時期も快適に過ごせるはずです。

制汗剤によく含まれる成分
  • ACH:制汗剤の代表的成分。汗に触れるとジェルに変質して毛穴を塞ぐ。
  • メントール:皮膚の冷感受容体が反応することで清涼感が得られる。
  • BGA:「リコリス」という植物から抽出され、高い殺菌作用をもつ。
  • ミョウバン:毛穴を引き締める収れん作用が高く、汗が出てくるのを防ぐ。

参考リンク

1. 制汗剤 [antiperspirant]|日本化粧品技術者会

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