生理前のおりものは臭う:気になるデリケートゾーンのおすすめケア方法5選

女性にとって「おりもの」の悩みは付きものですよね。人によって出る量が違ったり、汚れやにおいが気になったり挙げ出すときりがありません。

私自身もデリケートゾーンには悩まされてきました。ひどいときにはイカ臭いにおいがジーンズの股部分に移ってしまったこともあるほど。

この記事では意外と知らない「おりもの」にまつわる基本的な知識とデリケートゾーンのにおい対策について紹介します。

おりものがにおいやすいのは黄体期

日々当たり前のように付き合っているおりものですが、周期や身体の状態によって質が変わることを知っていますか?

おりもの(帯下)は、女性に現れる生理的な症状の一つであり、女性生殖器から分泌される粘液や組織の総称である。

おりものシートの着用評価と着用刺激感に与える影響」より引用

おりものはホルモンに合わせて変化

おりものの排出は生理周期に対応しています。膣内の「卵胞ホルモン」「黄体ホルモン」の2つのバランスによっておりものの分泌量や状態が変化するそう。

ソフィ公式サイトより引用)

排卵期には卵胞刺激ホルモン・黄体化ホルモンの分泌と同時におりものも増え、ゼリー状のどろっとした状態に変わります。

その後黄体期には、排卵後の卵胞が黄体に変化することで黄体ホルモンを分泌。一般的に生理前のこの時期がもっともにおいやすいと言われています。

おりものの状態はストレスにも関係あり

生理周期に加えて、おりものに大きな影響を与えるのがストレスです。不規則な生活や疲れ、ストレスなどによって自律神経が乱れ、卵巣の機能が低下する場合があります。

免疫が弱まった卵巣は炎症や感染症のリスクが高まるので注意が必要。一般的に排卵期にはおりものが増えると言われていますが、急に量が増えたり青や茶色などの変色が見られたりしたらストレスの影響、さらには病気の可能性も考えられます。

デリケートゾーンのにおい対策

煩わしく思えることもありますが、おりものは女性の身体を守る機能も担っています。気になるにおいとも上手く付き合って行きましょう。

こまめにおりものシートを交換

おりもの対策としてパンティーライナーを使っている人が大多数だと思います。香り付きの商品も多く、ちょっとした消臭効果もあっていいですよね。

私自身も生理期間のナプキン装着時以外、常におりものシートを着けるようにしています。ちょっとの量でもパンツに付いてしまうと汚れがこびりつくので、すぐに剥がして交換できるシートだと楽々。

汚れたらこまめに取り替えることで清潔を保ちましょう。

布製のおりものシート

最近ではコットン100%を謳うおりものシートもよく見かけますが、多くの商品には通気性が悪いポリエチレンやポリエステルなどの化学繊維が使われています。素材が肌に合わなくてムレやかぶれが生じ、肌トラブルが起こりやすくなることも(1)。

化学繊維は臭いやすい?汗っかきにおすすめの服の素材を紹介します【吸汗速乾】

そんな人におすすめなのが布製のおりものシートです。天然繊維を使っているので風通しがよく、股にかいた汗を逃がしてくれます。

使い捨てではないので洗濯の手間は少しかかりますが、異物感もなくパンツを着けている感覚で使うことができますよ。

デリケートゾーン用ウェットシート

普段の生活をしている分にはにおいが気にならない人も、パートナーの前で服を脱ぐことになると話は別ですよね。

トイレでさっとケアしたいときに使えるのがデリケートゾーン用のウェットシートです。使用後は水に流せるタイプも多いので、全部トイレの中で完結するのがありがたい。

デートのときはもちろん、汗をかいて不快なときやウォシュレットが無いトイレなどでも使える優れものです。

デリケートゾーン専用石鹸

身体を洗うとき、デリケートゾーンを適当にすませていませんか?

「ボディソープは刺激が強すぎる」「普段の石鹸でも大丈夫」など様々な意見が流布しているように、専門家の間でもデリケートゾーンの洗い方に関しては立場が異なるようです。

自分に合う方法が分からない…という人にはデリケートゾーン専用の石鹸がおすすめです。女性の陰部はpH(ペーハー)値3.5〜5.5ほどの弱酸性であると言われています。

pH値って?
pHとは溶液中の水素イオン濃度を示す数値。7を中心にpH値が1〜6だと酸性、8〜14だとアルカリ性(2)。

一般的に石鹸はpH7〜11程度のアルカリ性で、デリケートゾーンに使うには洗浄力が強すぎる場合も。専用石鹸には弱酸性もしくは弱アルカリ性のものが多く、肌への負担を和らげることができます。

気になる場合はクリニックで検診

いろいろなケア方法を紹介してきましたが、デリケートゾーンはとても繊細な部位で感染症などのリスクもあります。

普段と様子が違うと感じるときや、においや痒みが改善されない場合には、産婦人科・クリニックで専門家の判断を仰ぎましょう。

まとめ

生理周期によって量や状態が変化するおりもの。普段のこまめなケアを心がけて、デリケートゾーンのにおいを最小限に留められるといいですね。

気になるおりもののにおい対策
  • こまめにおりものシートを交換
  • ムレが気になるなら布製のおりものシート
  • ウェットシートで瞬時にケア
  • 専用石鹸で溜まった汚れを洗浄
  • 異常を感じたら産婦人科へ

参考リンク

1. 内田有紀・中川文ほか(2019)「おりものシートの着用評価と着用刺激感に与える影響」『繊維製品消費科学』60(2)

2. pHとは|日本水処理工業株式会社

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