20代も半ばに差し掛かると、友人の結婚式やパーティーなどフォーマルな格好をすることが増えてきました。汗っかきな私は普段なら汗が目立ちにくい服を選べますが、慣れないワンピースやドレスはなかなか勝手が分からずに失敗することも。
ベージュのワンピースを着て参加した大学の謝恩会でも、ノースリーブ用の汗パッドを付けていたにも関わらずわき汗がかなり目立ってしまいました。
今考えると汗との相性が悪いベージュ1枚で行った自分に驚きますが、この苦い思い出のおかげでドレスの色やデザイン、着方によってはわきの汗染みを予防できることを学べました。この記事では汗じみが目立ちにくいワンピースの色やデザインを紹介します。
目次
汗じみが目立ちにくい色
パーティードレスは肌への密着度が高かったり、薄手の素材が使われていたりと汗じみの危険が潜んでいます。お呼ばれだからと淡い色を着てしまうと汗の跡がくっきり出てしまう可能性も。
モノトーンが無難
基本的に汗じみが目立つのは濡れたときに濃く見えてしまう色。グレーは絶対に避けたいところですが、同様に水色やピンクなどの明度が高いパステルカラーにも注意が必要です。
反対に黒や濃紺、白などは水分に触れても元の色からあまり変化が見られないため、汗っかきには適した色だと言えます。
刺繍や柄も効果的
ワンピースやドレスの特性を活かして刺繍や柄、ジャガード織りなどが生地に施されているものを選ぶのも効果的。特に総柄だと視線をごまかせるので、単色に比べると汗が目立ちにくいですよ。
汗じみが目立ちにくいデザイン
私も黒や白などのベーシックカラーは好きですが、汗のことだけを考えて普段と代わり映えしないワンピースを選ぶのも少しもったいない気がします。
ドレス・ワンピースのデザインや合わせる小物を工夫すれば、汗っかきでも色のバリエーションを楽しむことができるはずです。
レース
個人的には1番汗が目立ちにくいと思っているレース素材。生地で覆われている部分も半分肌が露出しているようなものなので、通気性がいいところも気に入っています。
袖部分だけがレースのものだと切り替え部分のわきに汗じみができてしまう可能性が高いので、肩部分までレースで覆われているものがおすすめ。
オーガンジー
透け感が上品なオーガンジーもサラサラとした触り心地で汗を吸着しにくくなっています。
私もワンピースを持っていますが、張りもありながらチュールのような柔らかさも兼ね備えていて見た目にも涼しげですよ。
フレア・バルーン
フレアやバルーンなど袖口にふんわりとしたボリュームがあるデザインもわき汗に触れにくく汗じみの予防になります。
ただ私が今まで出会ったボリューム系のドレスはわきの下がキュッとしまっているタイプも結構多かったので、実際に着て確認してみるのが良さそうです。
ノースリーブ+羽織りもの
羽織りものは直接肌に触れず汗じみができにくいだけでなく、汗をかきやすい部分を隠すこともできる便利なアイテム。私はファーボレロを持っていますが、わきにピタッとくっついている割に外からは汗が分かりにくいように感じます。
ストールタイプならボレロと違って調節しやすいので、そもそも汗に触れないように着ることも可能です。
汗染みが付いてしまったときは
小物を上手く使えば、汗をかいたとしても周りからは気付かれないはず。ただ、着用後のお手入れを怠ると汗じみが残ってしまうので注意が必要です。
時間を置かない
ワンピースやドレスは早めにお手入れすることが大切。汗じみだけでなく染み・汚れ全般に言えることですが、時間が経てば経つほど落ちにくくなってしまいます。
特に白い生地は使用後10日前後で黄ばみも目立ってくるので気を付けましょう。
クリーニングに出す
洗濯表示に従って洗濯すれば大体の汗じみやにおいは取れますが、自分では処理できないときはプロに頼ってしまうのがおすすめ。
使用頻度が低く長期保管になりがちな晴れ着だからこそ、その都度丁寧にケアして長く使いたいものです。
まとめ
せっかくのお呼ばれはお洒落して楽しみたいですよね。汗染みに強い色やデザインを知っておけば選択肢の幅がぐっと広がるので、参考にしてみてください。
- 色はモノトーンなどの濃い色
- 柄や織り入り
- 通気性がいいレース素材
- サラッと張りのあるオーガンジー
- 袖口に余裕があるフレア
- 羽織りものも活用
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