口臭のもと?「臭い玉(膿栓)」の原因と自宅で簡単にできる除去方法

喉の奥からクリーム色の塊が飛び出してきたことがありませんか?潰すと強烈なにおいを放つ粒の正体は「臭い玉」。最近では臭い玉を喉から押し出す動画がテレビで紹介され、話題になりました。

臭い玉を放っておくと口のにおいを悪化させる可能性もあるため、小まめに取り除いて口の中を清潔に保つことが大切です。

この記事では「臭い玉」の原因と自宅で簡単にできる除去方法を紹介します。

臭い玉(膿栓)ができる原因

私が初めて臭い玉の存在を認識したのは中学生のとき。部活のランニングで息が上がっていたところにポロっと白い物体が出てきて、食べ物が腐ったような何とも言えないにおいに驚いたのを覚えています。

個人差はありますが、臭い玉は誰にでもできるもの。臭い玉が作られる原因を知っておけば、余計な不安をしなくてすみます。

扁桃腺のくぼみに溜まるゴミ

臭い玉は正式には「扁桃膿栓(へんとうのうせん)」と呼ばれます。

その名のとおり扁桃が原因で生じるものですが、膿栓自体は病気ではなく人間にとってごく自然な現象。もし自分の口の中に臭い玉を見つけても、ショックを受ける必要はありません。

扁桃の中でも喉の両奥にある口蓋扁桃には、体外から異物が侵入するのを防ぐ役割があります。扁桃には数十個の小さな穴が存在し、これらのくぼみが表面積を大きくすることで効率よく異物やウイルスを排除しているのです(1)。

口蓋扁桃のくぼみやひだにゴミが溜まることで臭い玉が形成されます。

臭い玉の正体は食べカスと菌の死骸

臭い玉は米粒のような、オクラの種のような少しいびつな形をしています。潰れたときには鼻に残る不快なにおいを放ち、その悪臭は排泄物やむれた靴下と同じ成分を含むことも明らかになっているほどです(2)。

扁桃に溜まるゴミの中には食べ物のカスや空気中の埃、雑菌の死骸などが含まれます。

臭い玉の取り除き方

臭い玉は咳やうがいをしたタイミングで上手く取れる場合もありますが、喉の奥にゴロゴロとした違和感が残ることも。

特に体調を崩しているときは、臭い玉ができる頻度や量が増えてなかなか厄介。放置すると口臭を悪化させてしまう可能性もあるので、自分で除去できるようになっておくと便利です。

家庭でのケアは綿棒がおすすめ

臭い玉は病院で取り除いてもらうのがベストですが、毎回通うのは労力がいりますよね。コツを掴めば自宅でも簡単に取れるので、1度試してみてください。

臭い玉の取り方はいくつかありますが、今回紹介するのは綿棒を使う方法。私自身も綿棒を常備して、喉に違和感を覚えたらこまめに掃除するようにしています。

  • STEP.1
    目線より少し低い位置に鏡を置き、喉の奥が見えるようにする。
  • STEP.2
    綿棒を使い、扁桃の表面のひだを優しくなぞるようにして臭い玉を押し出す。
  • STEP.3
    除去後、生理食塩水など消毒・殺菌作用があるもので軽くうがいをする。口臭対策に効果的だと言われている茶カテキン類もおすすめ。
MEMO
臭い玉を取り除くときは「あー」と発生すると喉の奥まで見えます。

力を入れすぎると粘膜から出血することもあるので、そっと優しく扱うように心がけてください。

耳鼻科での除去が安心

自分で上手く取り除けない臭い玉は、無理に取ろうとすると扁桃を傷つけてしまうことがあります。どうしても喉のイガイガやにおいが気になる場合は、耳鼻科で処置してもらいましょう。

少し手間はかかりますが、保険適用で数百円程度で受診できます。内視鏡や専用の洗浄管、吸引など自宅で用意するのが難しい器具も揃っているので安心です。

まとめ

口臭を悪化させることもある臭い玉。喉に違和感を覚えたら早めに除去して、におい予防に努めましょう。

臭い玉の原因&除去方法
  • 臭い玉は扁桃腺に溜まった食べカス・菌の死骸。
  • 自宅での臭い玉除去には綿棒がおすすめ。
  • 自力で取り除けないときは、耳鼻科で専門的なケアを受けよう。

参考リンク

1. 「におい玉」治療法は

2. Episode 04 においを嗅ぐと、つい想像してしまう「臭い玉編(膿栓編)」

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