街中で香水のキツイにおいを漂わせている女性に遭遇することが結構あります。
私はもともと化粧品売り場の独特なにおいが苦手なので、満員電車やエレベーターなどの密室で香水臭い人と一緒になると本当に頭が痛くなってしまうほど。反面教師にして柔軟剤などの香りものには気を付けています。
一時的だからなんとか耐えられているものの、職場の同僚や親しい友人など頻繁に顔を合わせる人の香水が強かったら深刻ですよね。
この記事では香水臭くならないつけ方と香水臭を感じたときの対処法を紹介します。
目次
香水臭くなってしまう原因
女性の「スメハラ」の1つとして指摘されることも多い香水臭。

それぞれの好みはあれど、本来はいい香りのはずなのにどうして臭くなってしまうのでしょうか。
量が多い
1番はじめに考えられるのは、香水の量の問題です。自分の家のにおいが分からなくなるように、同じにおいを嗅ぎ続けることに慣れると私たちの鼻は少しずつ鈍感に。
買ったばかりのときは適量かもしれませんが、使い続けるうちに物足りなくなって必要以上の香水をつけている可能性があります。
付ける場所がよくない
香水をつける場所にも注意が必要です。香水をつけるときは手首に少量出して両手を合わせ、耳の裏に余った分を伸ばすという手順が一般的に知られています。
顔まわりの香りで自分の気分は上がるかもしれませんが、キツイにおいの原因になってしまっている可能性も。特に食事に行くときには注意が必要です。
臭くならない香水のつけ方
好きな香りなのに他人からは臭いと思われていたらショックですよね。意識的に香水がキツくならないようなつけ方を身に付けるましょう。
下半身に付ける
お手持ちの香水で簡単にできるのが、香りをつける身体の部位を変えること。膝裏や足首など、下半身につけることで体温で温まった香りが上にふんわり上がってきます。
参考 男子が思わず振り返る?「モテる香水」のつけ方ワタシプラス足元の香りは動きに連動するので、通りすがりにほのかないい匂いを残すこともできますね。
練り香水で量を調整
香水にもいろいろ種類がありますが、以前友人からプレゼントされた練り香水がとても使いやすかったです。液体だとどうしても多く出してしまったり、意図せず広範囲に飛んでしまったりと調整が難しい場合があります。
練り香水なら指先に好きな量だけ取れるので、うっかり強いにおいになることも少ないですよ。持ち運びしやすいのでお直しも簡単。
アルコール分を飛ばす
香水に含まれるアルコール分は揮発(きはつ)することによって香りを発しているそうです。
付けすぎたと感じたときはドライヤーの温風を当てると液体の分散が早まり、強いにおいを和らげることができると言われています。やや温度は下がるものの、出先ではトイレのハンドドライヤーで代用できますよ。
香水臭い人がいるときの対処法
香水を使うときに気を付けたいポイントをいくつか紹介しましたが、自分ではない誰かの香水がキツいこともありえます。自分なりの対処法を見つけておきましょう。
やんわりと伝える
相手との関係性にもよりますが、親しい間柄なら思い切って指摘してしまうのもいいと思います。においに関する話題はなかなかデリケートですが、私自身も家族や彼氏から指摘されることで対策できたことがいくつもあります。
直接「ちょっと香水多いんじゃない?」と伝えられなかったとしても、匂いに関する話をすれば相手も気付いてくれるかもしれません。
消臭剤を使う
特に職場などだと、長時間にわたって香水のにおいを我慢しなければならないことがあります。空間に残った香水臭にはこっそり消臭剤を吹きかけてみてください。
芳香剤のにおいは香水と混ざるとかなり強烈なので、無香料を使うことをおすすめします。スプレーはちょっと…という場合は置き型の脱臭剤を隠し持っておくのも1つの方法です。
うちわ・扇風機で送風
これからの暑い季節に使える方法がうちわや扇風機などの清涼グッズ。さりげなく自分側が風上になるように扇げば、キツイ香水から少しだけ逃れることができます。
ただし、やりすぎはトラブルの元になりかねないので適度に使うようにしましょう。
マスクを着ける
通勤中などの一時的なにおい対策ならマスクが便利。ハンカチで押さえてもいいですが、個人的には両手が塞がらないマスクの方が楽ですよ。
花粉症用のマスクは密着度が高く、嫌なにおいが鼻に届きにくいので私もよく使っています。
まとめ
普段から香水を使っているという人も多いと思いますが、知らぬ間に周りに不快な思いをさせているかもしれません。香水使用時には分量とつける場所に気を付けることが大切です。
[…] それでは女性専用車両に乗れば解決するかと言われれば、そう簡単にはいきません。女性が特に気を付けなければいけないのは香水などの香りもの。 […]