開封後は2時間で飲みきる!ペットボトルがの飲み口が臭くならないように注意すべき3つのこと

1度に飲みきれなかったペットボトルを数時間経ってから開けてみたら、飲み口が生魚のようなにおいになっていたことがありませんか?

コンビニでも簡単に購入でき、もはや私たちの生活には欠かせない存在のペットボトルですが、開封後の扱い方によっては悪臭を引き起こす可能性も考えられます。

この記事ではペットボトルが臭くなる原因とにおい予防に効果的な方法を紹介します。今バッグの中に入っているペットボトルから使い方を見直してみましょう。

便利が仇に…ペットボトルが臭う原因

口内の菌がボトルに侵入

ペットボトルから嫌なにおいがする最大の原因は、口内の常在菌が飲み物を口にするときにボトルの内部に入り込んでしまうことです。

飲み口から直接水分を補給した時点で細菌による汚染が始まると言われています(1)。さらに、キャップを閉め直して持ち運んでいる間は多湿な容器の中は密閉されてしまい、さらに菌は繁殖してしまうのです。

保存に便利で放置しがち

外出する度に何かと買ってしまうペットボトル。ここまで普及しているのには持ち運びの便利さが大きく関係していると思います。蓋付きで水漏れの心配もなく、軽くて鞄にも収納しやすいサイズ感。

「残りはあとで」がしやすいので、つい飲みかけを放置してしまう人も多いのではないでしょうか。開封済みのペットボトル飲料は時間の経過に比例して菌が増えていくため、放置は悪臭を生み出す要因になってしまいます。

水は菌が繁殖しやすい

ペットボトル飲料すべてが菌の温床となるというわけではなく、菌が繁殖しやすい飲み物や、反対に菌の増加を抑える効果がある飲み物もあります。

意外かもしれませんが、甘味料が入っていないミネラルウォーターは菌が繁殖するリスクが高い飲み物。1度口をつけてしまうと、ほんの2時間後には飲料水の水質基準値を超える量の菌が確認されることが明らかになっています(2)。

一方でフルーツジュースや乳酸菌飲料など酸性の性質をもつ飲み物は、アルカリ性の唾液に反応して菌を死滅させるはたらきがあるそうです。

ペットボトルのにおい予防

知らず知らずのうちに不快なにおいを引き起こしてしまうペットボトル。毎日のように手に取るものだからこそ、悪臭を発生させないための方法をしっかり覚えておきたいですよね。

飲料メーカーの見解

開封済みのペットボトルや飲み終わった後の使い方について、大手飲料メーカーもそれぞれの見解を示しています。

キリン

ペットボトルは持ち運びに便利な容器ですが、他の飲料を移し替え、水筒代わりの容器として使用することを想定して作られておりません。(…)同じに見えるペットボトルですが、中味によって形状、材質や厚さ、強度が異なります。危険ですので他用途には使用しないでください。

WEB品質保証室-「空になったペットボトル、水筒代わりに使ってもいいの?」より引用

アサヒ

再利用はおやめください。飲み終わった後の容器の再利用は、衛生面からお勧めできません。容器を丁寧に洗っても、どうしても洗浄不十分な部分が残り、空気中の雑菌が付着して品質劣化をまねく恐れがあります。

お客様相談室 Q&A-「飲み終えたPETボトルやボトル缶を洗って中味を詰め替えても大丈夫ですか?」より引用

サントリー

ペットボトルは、中味をお手元までお届けし、お召し上がりいただくまでの1回使用を目的として設計されています。(…)衛生面や耐久性の問題から、再利用はお勧めしておりません。

お客様センター(Q&A・お問い合わせ)-「中味が空になったペットボトルは再利用してもいいのでしょうか?」より引用

今回引用した3社は、共通してペットボトルの再利用をしないように注意喚起をしています。水筒だけでなく、図工の材料や油などの容器に再利用することも推奨されていません。

飲みきりサイズを買う

最近では500mlを下回る小さなボトルを見かける機会が増えてきました。

実を言うと、私も少し前までは「こんな小さいのじゃ飲んだ気がしない」と思って敬遠していたのですが、「すぐ飲み切れる」は口臭予防に欠かせない要素なのです。

ミネラルウォーターの例で挙げたように、開封後たった2時間で口内から移動した細菌はかなり増えてしまいます。小ぶりな飲みきりサイズで喉を潤せば清潔な状態を保ちやすいですね。

飲み口をくわえるのは厳禁

ペットボトル飲料をどう飲むかも雑菌の繁殖に関係します。できればコップなどを用意して直接ボトルに口を付けないことが衛生的にはいいのですが、外出中はなかなか難しい…

直接飲む場合、1番やってはいけないのが飲み口を丸々くわえる方法です。上唇をあてるときに比べ、菌を含んだ液体がボトル内に戻りやすいと言われています。

洗剤を使っても水筒にはならない

各飲料メーカーが注意を促しているように、基本的にペットボトルは商品を消費者に届けるためだけに設計されているもの。いくら洗剤を使って洗ったりお湯でシャカシャカ振ったりしても、完全に汚れを除去できるわけではありません。

使い勝手がいいからといって水筒代わりにはしないように注意しましょう。

まとめ

とても便利ですが気付けば溜めてしまいがちなペットボトル。飲み口からの不快なにおいを防ぐためには、開けたらすぐ飲んでしまうことをおすすめします。

ペットボトルの嫌なにおいを予防する方法
  • 小さなサイズを買って2時間で飲みきる
  • 飲み口を丸々くわえない
  • 水筒として再利用しない

参考リンク

1. 森岡郁晴・上中亜紀(2018)「ペットボトル飲料の直接飲用による細菌汚染状態と看護系大学生の汚染意識」『日本衛生学雑誌』73(3)

2. 後藤政幸・荒巻輝代ほか(2002) 「 小型ペットボトル飲料を唾液および手指で汚染させた時の細菌数の変化」『和洋女子大学紀要』42

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