仕事で人と話すことが多いので出社する前はもちろん、ランチを食べたあとも歯磨きは欠かせません。先日いつものように会社のトイレで歯を磨こうとしたところ、どこからともなく強烈なにおいが漂ってきました。
においの元を辿ってみると、携帯用の歯ブラシケースが原因だったことが判明。歯ブラシ、歯磨き粉、ケースの内側すべてが生乾きの雑巾のような、水が腐ったような悪臭を放っていたのです。
席に戻ってバッグを確認すると、一部に嫌なにおい移りもしていました…
この記事では会社で気を付けたい携帯用歯ブラシのお手入れ方法を紹介します。
目次
私の歯ブラシセットが臭くなった理由
久しぶりに自分で引くほどのにおいを生成してしまったわけですが、歯ブラシセットが臭くなった理由はいくつか思い当たります。
水滴がついたままだった
1時間のお昼休憩は意外とあっという間ですよね。仕事を再開する前に慌てて歯磨きをしにいくのですが、時間が無いとどうしても雑な片付けになってしまいます。
私の場合、水気を軽く切ってそのままケースにしまっていたのが恐らく悪臭を起こした1番の原因です。
歯ブラシには食べカスや口の中から移った細菌が残っていることが多々ありますが、濡れている状態だとこれらの菌が増殖する可能性が高まってしまいます。
通気口が塞がっていた
私が使っていた携帯用歯ブラシは、カチッと閉められるフタ付きプラスチックケースのものでした。一応フタ部分に通気口があるものの、効果はいまいち。
歯ブラシと付属の歯磨き粉を入れただけでいっぱいになるので、蒸発しきれていない水分がケース内に留まってしまいます。当然歯ブラシは十分に乾燥されず、においが発生するのです。
余談ですが、ジップが付いた袋型のビニールケースにいたっては通気性が皆無に等しいので、個人的にはおすすめしません。
ケースのお手入れをしていなかった
においに気付いて初めて反省しましたが、私は歯ブラシケースのお手入れに全く気を配っていませんでした。水分が残って菌が増殖しやすいのは歯ブラシ単体に限ったことではありません。
歯磨きの度にブラシを洗い流しても、汚れたケースに戻してしまっては意味がなくなってしまいますよね。
携帯用歯ブラシのお手入れ方法
毎日使う歯ブラシセット。悪臭を断つためには菌を防いで清潔な状態を保つことが大切です。
使用後は水気を拭き取る
繰り返しになりますが、濡れたままの歯ブラシは菌が繁殖しやすくにおいの原因になってしまいます。使用後は必ずハンカチやティッシュで柄の部分の水気を拭き取るようにしましょう。
可能であればキッチンペーパーなどでブラシ部分も軽くおさえるようにすると効果的です。
キャップ・ケースは定期的に洗浄する
個人的に携帯用歯ブラシに付いているキャップは臭いやすいと感じてあまり使っていないのですが、止むを得ず使っている人もいるかもしれません。キャップもケースと合わせてにおい対策をしておきましょう。
私が普段使っているのは食用の重曹。コップ1杯分のぬるま湯に対して小さじ1程度の重曹を溶き、ケースやキャップを浸けておきます。
一晩そのままにして翌朝洗い流す人も多いようですが、私は3〜4時間浸けておくだけでもにおいが改善されたと感じました。自分がお手入れしやすい時間を探してみてくださいね。
ロッカーで乾燥させる
職場で歯ブラシを使ったあとは、なるべく早く乾燥させることでにおいの発生を抑えることができます。
ケースに入れてバッグにしまい込むよりも、ロッカーやデスクの上などある程度の通気性が確保できる場所に保管するのがおすすめです。
コップに立てかけたり、100均で売っているフックを活用したりすればロッカーに直接触れることもありません。
2本を使い回す
専用ロッカーが無くバッグに入れて持ち帰らないといけない場合は、歯ブラシセットを2つ用意してみてください。片方を使っている間、自宅でもう1つのセットをしっかり洗って乾かすことができるので衛生的です。
形が少し複雑なケースも丸1日あれば十分に乾燥できますよ。
まとめ
会社でふとした瞬間に臭ってくる携帯用歯ブラシ。私も気付いたときは自分でウッとなってしまいましたが、他人にとってはなおさら悪臭かもしれません。
除菌と乾燥を意識して、歯ブラシのにおい予防を心がけましょう。
- 歯ブラシの水気を拭き取る
- キャップ・ケースは定期的に洗浄する
- 使用後はロッカーで乾燥させる
- 2本を交代で使い回す
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