空気全体がジメジメとしていて生乾きの洗濯物に辟易してしまう梅雨の時期。湿度のせいで臭いやすくなってしまうのは服に限ったことではありません。
私の場合、雨で濡れた頭や足元のにおいが気になることも。特に梅雨の頭皮のコンディションは、自前の癖毛と相まって見た目にも感覚的にも最悪です。
とはいえ、しっかり対策をしておけば嫌なにおいもある程度抑えられることをこの数年で実感しました。この記事では梅雨どきに気を付けたい頭皮のにおい対策を紹介します。
梅雨は頭皮が臭くなる?
カネボウ化粧品の調査によれば、頭や髪の不快感が増大するのは梅雨から真夏にかけてがピークだそう。雨が多い梅雨どきに頭皮がベタついたり臭ったりするのに悩む女性は多いようです。
参考 ベタつく時期には頭皮と髪もにおい対策を! Kanebo汗が蒸発しにくい
6月にもなるとかなり気温が上がってきます。昨年の東京を例にみてみると6月の最高気温は25℃前後で推移していて、日によっては30℃を超える真夏日になる日もあったようです。
ただでさえ汗っかきにとっては厳しい季節ですが、梅雨のような多湿な状態では汗が蒸発しにくく放出された気化熱が周囲に漂ったままになってしまいがち。
汗が担っている皮膚から気化熱を奪って体温を下げる、という本来の役割が果たされにくくなってしまうのです。
高温多湿は菌の好物
実は汗や濡れた洗濯物そのものには悪臭は付いていません。酸っぱいにおいや生乾きのにおいは、私たちの皮膚上にいる常在菌が皮脂や角層などを分解するときに生じるものだと言われています。
細菌は気温が高くムシムシとした場所を好んで繁殖してしまうため、雨が続く梅雨は特に注意が必要な季節の1つなのです。
ジメジメ頭皮のにおい対策
毎日の通勤・通学や外回りなど、雨の中を移動しなければならない場面は多くあります。素早く対策することで、においを防げるようにしましょう。
ドライシャンプーをする
髪のベタつきが気持ち悪い…という人におすすめなのがドライシャンプーです。私も最近ドラッグストアでよく見かけるスプレータイプを使ったことがありますが、かなり快適。
- STEP1ブラッシングして髪のほこりやゴミを取る。ヘアセットしている場合は手櫛でも。
- STEP2頭皮を中心にドライシャンプーを頭全体に揉み込む。
- STEP3髪を整えたら完成!
普段のシャンプーの代わりとして、というよりはプラスαで使いたいアイテムです。さっぱりいい香りになるのはもちろん、湿度や皮脂でペタッと潰れた髪の毛もふんわりさせられます。
雨に濡れたらすぐに拭く
万が一髪の毛や頭皮が雨に濡れてしまったときは、その後のケアが重要。水分を含んだままの放置はにおいの原因になってしまうので絶対にしないようにしましょう。
自宅にいるならドライヤーを使って髪を乾かすのがベストです。外出先でドライヤーは使えない場合、乾いたタオルで優しく挟むように水分を吸着させるだけでも不快感は軽減されますよ。
特に頭のてっぺんに近い部分は皮脂や汚れも溜まりやすいので、念入りに水気を拭き取ってくださいね。
部屋の除湿を忘れない
頭皮そのものに対するにおい予防も大切ですが、部屋の除湿もにおい対策には欠かせません。梅雨のように湿度の高い状態が続いてしまうと水分は蒸発して外に出て行くことができず、いつまでもベタベタとした状態が続いてしまいます。
私が普段使っているのはエアコンの除湿モード。専用の除湿機の方が機能性は高いですが、エアコンでも十分に代用可能です。
エアコンが無い場合や電気代が気になる場合、丸めた新聞紙を部屋の隅に置いておくだけでもかなり湿気を吸い取ってくれますよ。
まとめ
頭皮は顔以上に皮脂や汗の分泌がさかんな部位だと言われています。そこに雨の水分も加われば悪臭の原因になってしまうことは想像に難くありません。
毎日の対策を心がけて不快なにおいの心配を解消しましょう。
- ドライシャンプーをする
- 雨に濡れたらすぐに拭き取る
- 部屋の除湿に気を付ける
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