最近引っ越しをして新生活が始まりました。一人暮らしをするとなると引っ越し業者を頼んだり、家具を一式揃えたりと何かとお金がかかってしまいますよね。
私自身、学生のときは生活費を抑えるために友人とルームシェアをしていました。すべて折半でお財布にも優しく修学旅行気分で楽しかったのは事実ですが、どんなに親しくても他人と暮らしているうちに気になる部分が出てくるもの。
特にもやもやしたのが相手の体臭問題です。「傷付けちゃうかも」「関係を悪化させたくない」という気持ちで結局言い出せないまま共同生活が終了してしまいました。
今振り返ると状況を改善できる方法はいろいろあったなあと思うので、この記事では自戒を込めてルームメイトのにおいが気になるときの対処法を紹介します。
目次
私が体験したルームメイトのにおいが気になる場面
私たちが暮らしていた部屋では申し訳程度に各自の寝室スペースがあるくらいで、家で過ごす大半の時間を共有していました。
気を許した相手とリラックスした状態では、においケアまで気が回らないことも多々あります。ルームシェアしていたとき実際に私がウッとなってしまった場面をいくつか思い出してみました。
寝起きの口臭
ルームシェアや同棲のストレス要因の1つが寝起きの口臭ではないでしょうか。寝ている間は唾液が分泌されないため、口内の乾燥によって臭いやすくなってしまいます。

朝起きてから歯磨きをするタイミングについては意見が別れると思いますが、私の同居人は起きて朝食をとってから歯磨きをするタイプの子でした。
お互い大学に通っていたので起床時間は大体同じで朝ごはんを一緒に食べることも多かったのですが、悪気無くおしゃべりする彼女の口からは強烈なにおいがプンプン。
ひどいときは部屋に残り香が漂っていることもあり、朝からテンションが下がってしまいました。
バイト帰りの服のにおい
脱いだ服にも思わぬ悪臭が潜んでいます。私たちは各自の洗濯カゴを洗面所に設置して好きなタイミングで洗濯するようにしていたのですが、バイトから帰ってきたその子のカゴからは時間が経った汗の酸っぱいにおいが。
飲食のバイトをしていたようなので、暑い店内を動き回って汗をかくのは仕方ないことです。ただ共用スペースに汚れた服を何日も放置されるのは、ストレスの原因になってしまいます。
バイト先によっては、においを悪化させる煙草や油のにおいと一緒に帰ってくることも考えられますよね。
食事のにおい
共同生活では食事もトラブルになりやすいポイントです。私たちの場合、自分のスペースはほぼ寝る場所だけだったので、基本的にリビングで食事をとっていました。生活リズムが違う相手の中途半端な時間帯の食事は、どうしてもにおいが気になってしまいがち。
同じくルームシェアをしていた別の友人に話を聞いたところ、食べかけのカップ麺や中身が入ったペットボトルが放置されているせいで険悪な仲になってしまったと話していました。
ルームメイトのにおいが気になるときの対処法
ルームシェアは相手との関係性がよければ、楽しいうえに節約もできてメリットがたくさん。においが原因で関係性が悪化しないように対処法を考えておきましょう。
直接話せるのがベスト
残念ながら私はできなかったことですが、不満や問題があるときは直接話してみることが1番だと思います。自分の体臭に気付くのは意外と難しく、本人も自覚しないまま今まで過ごしてきたかもしれません。
ルームシェアをするほどの仲なら、やんわりと伝えてみましょう。自分も相手も余計なストレスを感じずに生活を共にすることができるはずです。
家内でのルールを決める
ルームメイトとの間で簡単なルールを決めておくのもいいと思います。私たちの場合、部屋の掃除を一緒にするようにしていました。明確な時期は決めずにちょっと汚れてきたなと思ったら、お互い声をかける感じです。
ゴミが溜まって臭うのを防ぐこともできるし、洗濯まで終わらせちゃおうという流れになるの友人に服を洗ってもらう口実にもなりました。
ただし、窮屈に感じるようなガチガチの規則を作る必要はありません。「自分はこれだけやっているのに相手は守ってくれない」という新たなストレスの原因になってしまう可能性は避けたいですよね。
自分のスペースを綺麗にする
特にルームメイトの部屋の使い方に不満を感じている人におすすめなのが、自分のスペースを綺麗にすることです。
私は留学時代を含めると3回のルームシェアを経験していますが、身の回りを整理整頓しておくと同居人も同じような水準に保ってくれることが分かりました。
反対に部屋が散らかっている友人がシェアしている家に遊びに行ったときは、同居人のスペースも物が散乱している確率がかなり高かったです。
間取り選びは慎重に
私が悶々としたルームメイトのにおいについて書いてきましたが、脱いだ服にしても食事にしても部屋が広かったらここまで悩まなかったかもしれません。
反省をふまえて言いますが、間取り選びは本当に大事。部屋を探す段階でよく考えておきましょう。
学生だと金銭面での制約も大きいとは思いますが、個人的にはルームシェアするなら2DKもしくは2Kが理想です。個人の空間が確保されているに越したことはないので、検討してみてください。
まとめ
進学や引越しのタイミングでルームシェアを考えている人も多いはず。共同生活を始める前はイメージしづらいですが、体臭やにおいの問題は生活をする上で避けては通れません。
問題が起こっても円満に解決できるように対処法を知っておくことが重要です。
- 不満や行き違いがあれば直接話す
- 部屋内での最低限のルールを決める
- 自分のスペースを清潔に保つ
- 間取りは大切なので慎重に選ぶ
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