今年も進学や入社など新しい門出を祝うシーズンがやってきました。贈り物で腕時計を貰ったり親しい人に贈ったりすることも多いと思いますが、実は時計にも嫌なにおいのリスクが潜んでいます。
私自身も高校に入学したときに初めてちゃんとした時計を買ってもらえることになり、デザインだけで決めてしまったことを後悔した経験あり。
この記事では私の失敗談を交えながら、汗っかきの女性でもストレスなく使える時計選びのポイントを紹介します。
目次
汗っかきの私に向いてなかった腕時計
参考までに高校生になったばかりの私が選んだ時計の特徴を挙げるとこんな感じ。見事に汗っかきとの相性が悪そうな要素が詰まっています。
- 革製(カーフレザー)
- 大きな文字盤
- 太いバンド(3〜4cmくらい)
- 白色
素材:革製はとにかく蒸れる
当時使っていた時計は革製のもの。柔らかくて肌にフィットする感覚はあったのですが、1日着けっぱなしにしていると蒸れて仕方ありませんでした。
そのうえ土曜日も学校に行くことが多かったので、1週間のほとんどを時計を装着した状態で過ごしたことになります。私が住んでいた地域は暑かったこともあり、間もなく悪臭がするように…泣く泣く1年足らずで買い換えることになりました。
ベルト:太いバンドも悪臭の一因
革製だったことに加えて、バンドが太めのしっかりしたタイプだったことも蒸れやすかった理由の1つです。肌を覆う部分が大きいので自ずと熱がこもって、着替えのときなどに外してみるとじっとり汗ばむことも。
他にも太い革バンドが不便だったのが手を洗うときです。水滴が手のひらを伝って生地に染みてしまい、劣化が早まってしまいました。
あとから分かったことですが、一般的に革製ベルトは水分を吸収して雑菌が繁殖しやすく、においの元になりやすいと言われています。
色:白は垢や黒ずみが目立ちやすい
制服に合いそうな柔らかいホワイトが気に入って選んだ時計ですが、今になって振り返るとこれも失敗。手首にピタッと密着する革バンドには皮脂や角質、汗などによる汚れが付着しやすく、さらに白地だったこともあって黒ずみが目立ってしまいました。
ゴム製の場合は消しゴムで磨くと綺麗になることもあるそうですが、私の時計は革がよれてしまいそうだったので断念することに。
蒸れ・においに強いおすすめ時計
高校時代の失敗を活かし、それ以降は時計を購入する度に自分で定めたいくつかの基準を満たすものを選ぶようにしています。
素材:軽くて蒸れにくいチタンがおすすめ
革はデザインも豊富で魅力的。一方で水分に弱くて傷みやすい性質があり、私のような汗っかきにはあまり適していません。
お手入れのしやすさを考えると、やっぱり金属がおすすめです。
金属といえば重さがネックになりがちですが、私も愛用しているチタン製のものはとても軽く女性でも使いやすいですよ。春〜冬までどのシーズンでも着けていますが、夏場の蒸れも気にならない程度です。
ベルト:1番涼しいのは細身バンドorチェーン
金属ベルトというだけで革やゴムに比べるとかなり快適ですが、さらに手元を涼しく保ちたいなら細身のバンドを選ぶのがいいと思います。当然ながら肌に触れる表面積が少ないので蒸れの心配がなくなります。
個人的に今まで着けた中で最も汗をかかず臭いにくかったのが、チェーンタイプの金属バンド。仕事に使うにはちょっとカジュアルすぎるかもしれませんが、普段使いにはぴったりの優れものでした。
まとめ
デザインだけで選べないのが汗っかきの悲しいところですが、いくつかのポイントをおさえれば汗やにおいを気にせずに時計を楽しむことができます。新年度に向けてぜひ参考にしてみてくださいね。
- 汗を吸収しない金属バンドがおすすめ
- チタン素材は軽くて女性向き
- 細身のバンドは涼しくて快適
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