抜歯後の穴はにおいの温床:キツい口臭の原因と対処法を紹介します【親知らず】

加工食品の登場や噛む回数の減少などによって、現代人の顎はどんどん退化していると言われています。

私も上下の顎が小さく噛み合わせが悪くなってしまったので、大学入学後に歯列矯正を始めました。せっかく並べようとしている歯を邪魔する可能性があるということで、治療にあたって親知らず4本をすべて抜歯することに。

一部切開までして、横・斜めからいびつに生えた親知らずをドリルで砕き抜く大工事が口の中で繰り広げられたのを覚えています。

当時の私にとって抜歯の痛み以上に辛かったのが、親知らずを抜いたあとの強烈な口臭です。なかなか自分のにおいに気づくのは難しいですが、このときばかりはドブのような悪臭がはっきりと分かりました。

この記事では、親知らず抜歯後のキツい口臭の原因と対処法を紹介します。

親知らずの抜歯あとが臭う理由

抜歯後は自分から出ていると認めたくないほどの異臭が発生します。このにおいの原因は傷口に触れてしまう食べカスや縫合糸にありました。

抜歯後の穴に食べカスが詰まる

多くの場合、親知らずを抜いたあとの口臭は抜歯後の穴に入った食べカスや唾液、傷口から出た血などが原因となっています。

私も特に下の歯を抜いたときは開いた穴に食べたものが溜まっていく感覚があり、食事の度に違和感を覚えていました。特に細かくなった肉類は上手く取り除けないと本当に臭かった…

縫合した糸が汚れる

親知らずは他の歯に比べても大きく、抜歯するとぽっかり穴が空きます。私の場合は歯茎の切開もしていたので、傷跡と穴を縫合してもらいました。

この糸がまた厄介で、喉を通る前の食べ物がとにかく絡まります。鏡で傷口をのぞくと日に日に糸が茶色く汚れていくのが分かり、同時に口臭も強くなるのを感じていました。

ほとんどの場合は親知らずを抜いてから1週間ほどで抜糸をしたり、そもそも水溶性の糸で縫ったりすると思いますが、私は施術〜抜糸までの期間のにおいが酷かったかな。

傷口に糸やガーゼが入り込んでいる

ごく稀なケースですが傷口に糸や止血用のガーゼが入り込んでしまうことがにおいの原因になることもあるようです。

あまりにも長くにおいが続く場合は、口腔外科を受診して洗浄してもらいましょう。

抜歯後の嫌な口臭の対処法

抜歯によって生じた穴は自然に塞がっていくからといって、ひどい口臭を放置するわけにはいきませんよね。実際に歯医者さんから指導を受けた対処法を紹介します。

歯磨きのあとに優しくうがいする

抜歯後の口のにおいが気になって口腔外科に問い合わせたところ、1番有効なのはうがいをして口内を清潔に保つことだと返答されました。

ブクブクと強くうがいをするのは厳禁。傷を治そうとかさぶたの役割をしている血餅(けっぺい)まで剥がれてしまい、治りが遅くなる可能性があります。

「ドライソケット」に注意
うがいのしすぎは「ドライソケット」になる可能性があるので注意。ドライソケットとは、抜歯後の穴が自然に塞がらず骨がむき出しになっている状態のこと。抗生物質などでの治療が必要になる。

私は口に含んだ水を大きく口内で回すようにして、すぐに吐き出していました。一般的に抜歯後2〜3日経つと腫れや痛みも引いてくるので、様子を見ながら優しくうがいしましょう。

イソジンなどの薬用うがい薬で消毒する

軽くうがいをしただけではスッキリしないかもしれません。まだ完全に傷口がふさがっていない時期には、イソジンなどのうがい薬や洗口液を使って消毒・殺菌するのも効果的です。

私は抜歯後1週間くらい欠かさず行ってたイソジンうがい。スーッと清涼感のあるものではないので傷に沁みることなく安心して使えました。

傷跡は触らない

確かに抜歯後はものが詰まりやすく気になりますが、傷口を舌や指で触ってはいけません。傷が広がったり、細菌が入って感染症にかかったりする恐れもあります。

もちろん汚れを取ろうと綿棒や歯間ブラシで穴をいじるのもおすすめしません。抜歯後の歯茎は例えるなら怪我しているような状態。もどかしい気持ちをぐっとこらえて傷の治りを優先しましょう。

通常は0~3日ほどで頬の腫れがひき、痛みも薄れてきます。穴が開いた歯肉も大体1~3ヶ月かけて少しずつ盛り上がってくるので辛抱強く待ちことが大切です。

まとめ

現代人の口内衛生に大きな影響を与える親知らず。抜歯後は適切なケアをして口のにおいを最低限にとどめましょう。

親知らず抜歯後にできる口臭ケア
  • 優しくうがいをして汚れを流す。
  • イソジンなどのうがい薬で傷口を消毒・殺菌する。
  • 歯肉が自然に盛り上がってくるまで傷跡を触らない。

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